Tuesday 25 June 2013

青山加織、猛追の2位「ここまで出来るとは……」

青山加織、猛追の2位「ここまで出来るとは……」
  首位と4打差で出た青山加織は、1番(パー5)できっちりバーディを奪ってスタートすると、5番はグリーン左からチップインバーディ。続く6番(パー3)では3メートルを沈め、直後の7番(パー5)は、「少し入っていた」と3打目がカップの縁に止まるタップインバーディ。R1 ドライバーで3連続バーディで一気にリーダーボードを駆け上がった。
  折り返した後半10番(パー5)でもバーディを奪って通算10アンダーとし、首位の吉田弓美子を1打差で猛追する。しかし、16番で2打目をグリーン左に外すと、「上って下り。ショートしたくないと思った」というアプローチがピンを大きくオーバー。返しも外して痛恨のボギーとし、吉田の背中は遠のいた。
  「途中から伸ばせませんでした。岡本さんに怒られますね。テーラーメイド R11 フェアウェイウッドが好きね」と肩を落とした青山だが、久しぶりの優勝争いゆえの変化も感じていた。
  「14番くらいからショットが飛び始めて、アイアンがほとんど奧目に行っていました」。18番(パー5)のティショットはドライバーから5Wに持ち替えたが、左バンカーまで達してしまう。2打目をグリーン手前まで運んだが、今度は「インパクトで力が入ると思ったら、R11 フェアウェイウッド逆にショートしてしまった」とグリーンに載せられず。最後まで2打差を縮めることはできなかった。

  それでも、「ここまでのプレーは想像していなかった」と、突然の復調に青山自身も驚きを隠さない。「来週も好きなコースなんで、頑張りたいですね」と、この2位を足がかりに、完全復活を目指す。

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